パーキングウォーズ part 2
パーキングウォーズ part 1 より続く
運転席に座った40才くらいの男性はこちらを見て、しまったという表情を浮かべました。
「お客様、こちらの駐車場はお食事をされている間、車を駐めるために用意しているもので、無断駐車は困りますね」
「いや、食事の後ちょっとよそに言っていただけだよ。ちゃんと食事はしたんだからかまわないだろう」
うーんそう来るか・・・
確かにお客として来ていたのかもしれないけれど、僕は見覚えがありません。
「ですから、食事をしている間に駐めていただくための駐車場ですので・・・」
その時、後ろのほうから、声が聞こえました。
「何、どうしたの?」
数人の、やはり40才ぐらいの女性のグループがこちらに歩いてきました。
そして、運転席の男性と何やら話を始めました。
その時、僕は気づいたのです。
そのうちの一人にだけ、見覚えがありました。
その女性は確かに、うちで食事をしていました。
つまり、その女性は店で食事をした後、駐車場で待ち合わせた仲間と、どこかに行ったということらしいのです。
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